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化学療法抵抗性トリプルネガティブ乳癌に抗ペリオスチン抗体を用いた臨床研究を準備していることが、日経新聞に取り上げられました。

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化学療法抵抗性トリプルネガティブ乳癌に抗ペリオスチン抗体を用いた臨床研究を準備していることが、日経新聞に取り上げられました。
日経電子版

トリプルネガティブ乳癌はエストロゲンやプロゲステロンの受容体に加えてHER2を持たず標的治療薬が効果を発揮できない難治性癌で40歳以下の若年女性に高発現するアンメットニーズの高い疾患です。特に、化学療法抵抗性のトリプルネガティブ乳癌は予後が極めて悪いことが報告されています。
この原因としての上皮間葉転換からくる乳癌幹細胞の出現を抑制する治療法として抗ペリオスチン抗体を開発しました。
2023年には大阪・東京で再発性・トリプルネガティブ乳癌を対象とした臨床試験の開始を予定しています。また、今後様々な難治性疾患への応用を検討中です。